BLOG

春爛漫、チェリーピンクな和紙アクセサリー

皆様こんにちは。

京都は桜が見頃となりました。

近くの公園では、桜以外の花も嬉々として咲き、鳥たちも楽しそうにさえずり、子どもたちも元気いっぱい走り回っています。

今日は、そんな元気いっぱい春の代表的な色「チェリーピンク」の和紙アクセサリーについてご紹介します。

チェリーピンクを使ったネックレスやピアスは、宇宙シリーズの一部です。宇宙シリーズはシックな印象なので、片面がピンクでも可愛くなりすぎない仕上がりになっています。

このチェリーピンクのアクセサリーには、オリジナル金具を使っています。なぜかと言うと、これだけ物や情報が溢れた現代でもイメージにピッタリの金具がなかったので、オリジナルを作ることになりました。

金具は、コンテンポラリージュエリー作家の仲間に原型を作ってもらい、鋳造しています。

グリコのキャラメルじゃないけど、1つで2度楽しいリバーシブル仕様にしています。何の変哲も無い金具に見えるかも知れませんが、金具の形状には工夫が詰まっています。

金具の丸枠には、コインを嵌め込むように丸型の和紙を貼ります。パッと見丸く見えますが、手作業で作られた金具は実は真ん丸では無いのです。なので、真ん丸ではない丸型のデータを作り、レーザーカットしています。

丸型の和紙の厚みは1-1.5㎜なのですが、こんな分厚い和紙はないので、和紙の台紙を作り貼り合わせています。

上(1.3㎜)が 丸型の和紙、下(0.1㎜)が一般的な手漉き和紙の厚みです。

その分厚い和紙を金具に貼った時に、金具のヘリより出っ張ってしまっては服等の摩擦により剥がれたり、引っ掛かる恐れがあるため、金具より内側に収まるようにしています。

そして、金具の色をシルバーとブラックの2色使いにしています。これにより洋服に合わせやすくなり、モダンな印象を与えます。

軽量化と強度、加工性の良さを追求するとオリジナルしか無いわけです。シンプルだけど、色々考えています。

シンプルと言えば、先週代々伝わる寿司屋の4代目オーナーと話す機会をいただきましたが、寿司はシンプルなので誤魔化しは効かない、いつも直向きに取り組んでいると仰ってました。

一皿に一握りのお寿司。

確かに、シンプルであればあるほど、目も意識もそこにしか向かないので、誤魔化せない。しかも、見た目だけじゃなく、食すものなので美味しいかどうかですよね。日本の文化はやっぱりすごいなぁと改めて考えさせられた出会いでした。

…ちなみに、僕が思うシンプルとは、形や機能ではなく、無駄を削ぎ落とした後に残った最低限必要なものだと捉えています。

すごいなぁ。
お寿司食べたいなぁ。

うちの和紙アクセサリーもどちらかと言うと、スッキリしている方だと自分では思っているのですが、チェリーピンクのアクセサリーのもう片面は宇宙です。着色した銀箔を無作為に撒き表現しています。

その日の気分に合わせてシックに決めるか、ビビッドなピンクを楽しむか。シンプルなトップスや襟付きシャツの内側に覗かせたり、装い方で与える印象が違うアクセサリーです。そう考えるとコストパフォーマンスもいいのではないでしょうか。

以上、1つで2度楽しい、宇宙のリバーシブルネックレスやピアスのお話でした。

※耳飾りはリバーシブルではなく、表が宇宙で裏がピンクの固定です。後ろ姿からピンクがチラリと見えます。